いとのモンスト雑記

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【モンスト】キャラの深堀り解説#1 「旋律の転調者」

爆絶8週目「旋律の転調者」の深掘り解説

「旋律の転調者」シリーズの解説

爆絶8週目のシリーズで、火属性のアジタート、水属性のノービレ、木属性のテンペストーソ、光属性のラルガメンテ、闇属性のスケルツァンド、EXキャラのグランディオーソが降臨した。キャラクターはそれぞれ音楽用語の名前になっている。

以下は公式の説明文

神の作り出した「世界の旋律」に背いた、神の御使い達。神から造反した彼らは、思い思いに独自の旋律を紡ぎ、世界の在り方を変えようと目論む。

果たして君は、彼らが奏でる驚異の旋律を止めることができるだろうか。

火属性「アジタート」

プロフィール

性格:気性が荒く怒りっぽくて喧嘩っ早い

性別:男

好きなもの:行動すること、喧嘩

苦手なもの:考えること、待つこと

 

神化前の公式説明文

もともとは神に仕える御使いだったが、神が作った世界は上品にまとまりすぎていて窮屈で退屈だと考え、自分が理想とする激情的な世界を求めて神から造反したアジタート。考えるよりもまず行動するタイプで、神の御使いたちの中で随一の武闘派であるアジタートは、自分に反抗する相手がいれば力でねじ伏せようとする短絡的な思考の持ち主でもある。

神化後の公式説明文

自分の行いを止めるべく現れたストライカーと対峙するアジタート。大地から引き抜くように召喚した剣を鞭のような形状へと変形させ、猛烈な勢いで振り回して攻撃する。空間を縦横無尽に暴れ回る刃の動きはアジタート自身にすら予測不可能なほどであり、さらに振り回すたびに大量の火花を散らすため、ストライカーたちは反撃はおろかアジタートに近づくことすら難しく、苦戦を強いられるのであった。

元ネタ

クラシック音楽などで用いられる発想記号である「agitato」からきている。意味はイタリア語で「激して。興奮して。せき込んで。」となっており、キャラの性格とも合致している。

水属性「ノービレ」

プロフィール

性格:ナルシスト、上品で気高い性格だが美しくないものに対しては冷酷

性別:男

好きなもの:美しい自分、美しい薔薇、美しい世界

苦手なもの:美しくないもの、美しさを理解しないもの

 

神化前の公式説明文

もともとは神に仕える御使いだったが、神が作った世界は下品なものにあふれ美しくないと考え、自分が理想とする気品あふれる世界を作るために神から造反したノービレ。高貴で気高い性格だが、反面、傲慢で自分が美しくないと思ったものに対してはとことん冷酷になるという一面を持つ。常に優雅な振る舞いを心がけており、その所作は上品で美しいが、自分に酔っているきらいもあり、常にナルシスト的な不気味さを醸し出している。

神化後の公式説明文

自分の行いを止めるべく現れたストライカーと対峙するノービレ。ストライカーに対して見せつけるように華麗な剣技を披露する。ノービレは、自身の魔力によって薔薇の花びらを敵の体とリンクさせ、手にしたレイピアで花びらを斬りつけることで敵に直接ダメージを与えるという能力を用いている。ただし、「王冠に切っ先を通した剣先で斬りつける」という発動条件があるが、ノービレは卓越した剣術によって造作もなくこなしている。

元ネタ

発想記号「nobile」からきている。意味はイタリア語で「高貴に。気品を持って。上品に。」。

本文でたびたび出てくる「バラ」なんですが、キャラ絵にも赤いバラと青いバラが描かれている。赤いバラと青いバラ花言葉には「高貴」な意味はないが、赤と青を足した「紫のバラ」の花言葉には、「誇り」、「高貴」、「上品」などの意味がある。

木属性「テンペストーソ」

プロフィール

性格:破滅的で暴力的、尊大で他者を見下している
性別:男
好きなもの:破壊、大嵐
苦手なもの:衝動や感情を抑えること

 

神化前の公式説明文

もともとは神に仕える御使いだったが、神が作った世界は凪いでおり、陳腐で庸俗だと考え、自分が理想とするもっと嵐のように激烈な世界を作るべく神から造反したテンペストーソ。見た目は少女と見紛うような中性的な美少年だが、性格は破滅的で暴力的であり、この世のすべてを更地にするかのように激しい大嵐を巻き起こして世界を破壊する、御使いの中で随一の危険な存在である。

神化後の公式説明文

自分の行いを止めようとするストライカーと対峙するテンペストーソ。嵐を起こして世界ごとストライカーを消し去ってしまおうと不敵な笑みを浮かべる。テンペストーソが手にした傘を掲げると嵐の魔法が発動し、激しい雷雨と暴風が発生して、その風がやがて辺り一面を吹き飛ばす巨大な嵐となるのだった。

元ネタ

発想記号「tempestoso」からきている。意味はイタリア語で「嵐のように」。これ以上特に書くことないです、はい。

光属性「ラルガメンテ」

プロフィール

性格:おっとりしていて穏やかだが怒りを覚えると一転して暴力的になる、自己愛が強く独善的
性別:女
好きなもの:優雅なティータイム
苦手なもの:怒りの衝動を抑えること

 

神化前の公式説明文

もともとは神に仕える御使いだったが、神が作った世界は厳粛で息苦しいと考え、自分が理想とするもっと穏やかで寛容な世界を作るべく神から造反したラルガメンテ。御使いの中で最も体躯が大きく力も強いラルガメンテは、普段は穏やかで優しい淑女だが、自分の意にそぐわなかったり、自分の愛を受け入れようとしない存在が現れると頭が真っ白になって圧倒的な力で殴りかかってくるという狂暴な一面を持つ。彼女が理想とする寛大な世界とは、寛大な人間だけで構成される世界のことであり、決して「あらゆる人間を受け入れる世界」ではない。そのため、ラルガメンテは己の暴力行為についてより良い世界を作るためには仕方のない淘汰作業であるとしか考えておらず、そういった自分の暴力衝動に対しても“寛容”である。

神化後の公式説明文

自分の行いを止めようとするストライカーの出現に怒り心頭に発して、我を忘れて暴れるラルガメンテ。今までの穏やかな様子とは打って変わり、冷淡で人間味を失った目つきで、ストライカーめがけて手にした本――自身を天主とする内容の聖典を強大な力で振り下ろす。その凄まじい怒気に首飾りの宝石は弾け飛び、優雅に茶を嗜むために用いていた金属製のゴブレットはまるで紙でできているかのように手中でぐしゃぐしゃにひしゃげてしまっているのだった。

元ネタ

発想記号「largamente」からきている。意味はイタリア語で「十分に。豊かに。寛大に。」。実際に演奏するときはゆったりとした演奏をするらしい。

闇属性「スケルツァンド」

プロフィール

性格:無表情で無感情、楽しい・可笑しいといった感情が欠落している
性別:女
好きなもの:自分を楽しませてくれる存在
苦手なもの:退屈

 

神化前の公式説明文

もともとは神に仕える御使いだったが、神が作った世界で一度も楽しいと思ったことがなく、自分が楽しいと思える世界を求めて神から造反したスケルツァンド。生まれ落ちてからただの一度も笑ったことがなく、楽しいや可笑しいといった感情が欠落しているスケルツァンドだが、自分を笑顔にする存在を常に求めており、そのために魔法で人々を道化師の人形に変えて自分を楽しませるように命じている。

神化後の公式説明文

自分の行いを止めるべく現れたストライカーと対峙するスケルツァンド。自分を取り巻く道化師人形たちを操り、ストライカーにけしかける。猟奇的な武器を手にした道化師人形たちがストライカー目掛けてアクロバティックに飛びかかる中、無表情のままのスケルツァンドは、ストライカーを捕らえるべく操り人形の糸を冷酷に伸ばすのだった。

元ネタ

発想記号「scherzando」からきている。意味はイタリア語で「諧謔的に」。「諧謔」は、「しゃれ、ユーモア」的な意味。

EX光属性「グランディオーソ」

プロフィール

性格:温和だが傲慢であり、自分にあだなす相手には冷酷な面を見せる
性別:女
好きなもの:壮大で荘厳な世界
苦手なもの:味気なく退屈な世界

 

公式説明文

もともとは神に仕える御使いだったが、神が作った世界は味気なく退屈だと考えるようになり、自分で理想の世界を作るために神から造反したグランディオーソ。常に微笑みを絶やさない温和な性格の持ち主だが、それは自分が頂点の存在であるという自認からくる傲慢な慈愛の精神に過ぎず、自分に立ち向かってくる存在に対しては冷酷な面を見せる。神の作った世界の旋律を乱し、世界の構造を根本から作り変える力を持つ機械「アップラウゾ」を操り、自分の理想とする荘厳な世界を生み出そうと目論むが、アップラウゾの起動を止めるために現れたストライカーと対峙したグランディオーソは、ストライカーの存在そのものを世界から消し去るべく、華麗に指揮棒を振るい、アップラウゾの標的を目の前のストライカーに定めるのだった。

元ネタ

発想記号「grandioso」からきている。意味はイタリア語で「壮大に」。ちなみに、説明文に出てくる機械「アップラウゾ」はイタリア語で「拍手喝采」という意味がある。

テーマについて

キャライラストには共通して描かれているものが2つある。

1つ目が「五線譜の輪」。

今回のテーマが露骨に音楽を表しているので、まあ妥当かなという印象。頭上に着けたのは「天使」のようにして、神の使い感を出しているのかなと予想。


2つ目は「蝶」

蝶が表すものとしては「復活、変身、生と死、不死不滅」などがある。これらは、神が作った世界から新しい世界への変化を表すものとして使われているのかなと予想。

また、「バタフライエフェクト」を示唆している可能性も考えられる。意味は、小さな出来事が大きな影響を及ぼすといった感じ。これは、それぞれが「神に背く」という自己中心的な小さなこと(言うほど小さくもない気もする)が、世界を大きく変えてしまったと捉えられる気がする。

最後に

今回は爆絶8週目「旋律の転調者」を掘り下げてみたました。こうして考えると、やはりモンストのキャラの作りこみは凄まじいですね笑。また、機会があれば別のキャラたちも深堀りしていきます。明日から地獄楽コラボが始まりますね~。好きな作品なのでガチャ引いてこうと思います。それでは、良きモンストライフを。